ターゲットを絞ったサービスの提供で受注率アップを実現!

奥井さんにコンサルティングしていただいてからもう一年余りが立ちますが、おかげさまで当初より○○%の受注率アップに成功しました。システム開発の企業で働いた経験やノウハウを、似ているようで似ていないWEB制作のマーケットで活かしたいと考え事業を立ち上げました。しかし、立ち上げ当初はなかなか集客できずに、安定した活動ができませんでした。

なにが原因だったのか

弊社は間口を広げて、より多くの方に向けてWEB制作ができることをアピールしてきました。しかし、WEB業界は飽和状態。多くの企業やフリーランスがひしめく中で、ターゲットを絞らないで仕事を受注する戦略は向いていませんでした。それだけの競争力がなかったのです。

“地元”に注目した戦略

そこで弊社は、奥井さんにコンサルティングをお願いし、弊社のような競争力の乏しいフリーランスのチームでも生き抜いていける戦略を模索しました。それが、”ターゲットを極めて小さい商圏に絞る”というものです。そこに至るまでに、奥井さんから様々なアドバイスをいただきました。一番心に残っているインパクトがあった言葉は「日々の生活の中にビジネスの小ネタが潜んでいる、それを注意深く観察して蓄積し、大きなビジネスにつなげる」というものです。この言葉をきっかけに、まずは物理的にも身近なところから、今何が起きているのかを注意深く観察するようになりました。奥井さんからおすすめいただき、近くの商店や農園、地元の起業セミナーなどに足を運び、WEBと無関係そうな交流会などにも参加しとにかく様々なトピックを蓄積していきました。そこで感じたのは以下の3点です。

  1. リタイア後のシニア世代の起業意欲の高さ
  2. 地元に根づいたビジネスの多さ
  3. デジタルマーケティングの難しさ

一見、バラバラな視点ですが、これらの気付きを自分たちの事業と紐づけて、自分たちが何か価値を提供できないかを、深掘りして考えることを奥井さんからアドバイス頂きました。気づきを蓄積して熟考し、わたしたちはこれらがが”WEB”につながるのではないかと考えました。昨今においてはWEBサイトを窓口としたマーケティング戦略は、個人事業、スモールビジネスにおいても必須の戦略となっています。そのWEBサイトはWordpressを始めとするCMSや、ペライチなどの簡易WEB制作サービスなどで初心者にも身近になってきました。しかし、そこをマスターして集客に発展させるためには、相応の時間はもちろん、多大な学習コストが発生します。そこでわたしたちは、”個人または中小規模の地元ビジネスをWEBで応援する”をキャッチフレーズに、地元ビジネスをする起業家のWEB戦略を担うサポーターとしての立ち位置で、活動するという方針を固めました。

どうなったか

方針転換は功を奏しました。例えばWEBショップや、農園、美容師など、地元をアピールしたいクライアント様が徐々に顕在化して、いままであまり注目していなかったお客様層に対してアピールできるようになり、受注に繋がりました。自分たちの視点を変えるだけで、潜在層が顕在層になり、間口を広げてターゲットを広げていた頃よりも、視野が広くなっていきました。

これからのこと